気まぐれ更新ブログ
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Minecraft Java EditionはJavaというプログラミング言語で書かれています。マルチプレイ用サーバーにも同じくJavaが使われています。
Javaの開発には、よくIntellijやEclipseなどのソフトが使われますが、今回はEclipseを用いて、プラグインの開発環境を作っていきます。
MergeDoc Projectから最新版をダウンロードします。
記事執筆時点での最新バージョンは、2020-06です。JavaのFull Edition
(画像の赤枠の部分)をクリックし、ダウンロードしてください。
解凍には、Windowsの場合7-Zipを使いましょう。Eclipseには、非常に名前の長いフォルダが含まれているため、エクスプローラーでは開けなかったり、解凍時にエラーになる可能性があります。また、解凍場所はなるべくドライブ直下にしましょう。
(例) D:\pleiades\ ...
eclipse.exeをダブルクリックして起動すると、次のようなダイアログが出てきます。ワークスペース
は、作成するプラグインのソースコードが保存される場所です。
この選択をデフォルトとして使用し~
にチェックを入れると、次回起動時からこのダイアログは表示されなくなります。設定を確認し、起動
をクリックします。
以下の画面が表示されれば、Eclipseの導入は完了です。
No Java virtual machine was found
と表示されるFull EditionにはEclipse実行用のJavaが付属していますが、環境変数が悪さをしてJavaをうまく読み込めず起動できない場合があります。設定ファイルからJavaのパスを手動で指定してあげましょう。eclipse.iniに-vmオプションがあれば書き換えを、なければ以下の文字列を先頭に追加してください。
-vm
../java/11/bin/server
Eclipseが使用するデフォルトのバージョンは
Java 11
です。 Full Editionには他にもJava 8やJava 14が同梱されているので、11の部分を変更することで、バージョンを任意に変更することができます。 Java 8を使用する場合は、パス末尾のserver
を削除してください。
この記事ではEclipseの導入方法を紹介しました。次の記事では、プラグインのひな型と、簡単なログを出力するプラグインの作り方を紹介します。